糖尿病患者や肺動脈性肺症などの二次性高血圧治療

高血圧は生活習慣病の一つとして最も恐れられているものの一つであり、糖尿病、脂質異常症、肥満と合わせて死の四重奏と呼ばれるようになっています。糖尿病患者が高血圧になるといった互いのかかわり合いの影響も大きいことに特徴があり、いくつもの疾患を合併していくことによって死に至るような疾患に至ってしまうリスクが飛躍的に高まってしまいます。これらは生活習慣に原因があって発症することが多いため、生活習慣病として一括りにされているのです。
糖尿病患者の場合には腎臓の機能に異常が生じていることが多く、それが原因で高血圧になることが多々あります。腎性高血圧は糖尿病患者に多いものですが、比較的治療法が確立されてきていることから予後は良好です。第一選択薬として第二世代のアンジオテンシン2受容体拮抗薬が用いられ、血圧の管理と共にインスリン抵抗性やインスリン分泌の制御によって耐糖能の向上が図られるのが基本的な薬物治療の方針となっています。
糖尿病が原因となっている高血圧の場合には糖尿病の治療によって両方が治療されるというのが一般的です。こういった二次性高血圧の場合には原因治療が最優先され、血圧は正常域に制御することが目指されます。
こういった二次性高血圧でよく知られているのが肺動脈性肺症です。遺伝性である場合もあれば原因が不明である場合もありますが、肺動脈性肺症の場合には心臓への負担の大きさが問題となることから軽症であっても肺血管を拡張させる治療が進められることになります。肺動脈性肺症で用いられる治療薬は干す保持エステラーゼ5阻害薬やプロスタグランジンI2製剤であり、これによって病態の管理が行われるというのが一般的な方針です。